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現場で使える簡単静電気除去アイテムと除電効果の比較

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現場で使える簡単静電気除去アイテムと除電効果の比較

皆さん、お仕事中にこんなことでイライラしたことありませんか?

・梱包中に梱包材がなかなか手から離れない!!

  
・粉末の計量中に粉末が装置や容器にくっついて量りづらい!!

そのせいで忙しいのに
梱包作業に時間をとられる!!
計量作業がはかどらない!!

そんなとき役に立つ、知られているようで意外と知られていないアイテムが
「除電器」です。

そこで今回は
私のような理系に弱い人間にも分かりやすく、
除電器の種類とその仕組みについてご説明致します。
また、3種類の具体的な無風型除電器製品もご紹介致します。
一目でスピーディーにチェックされたい方は目次より
最終項目の動画へお進み下さいね。

除電器の種類とその仕組み

除電器には「AC方式」「DC方式」の2種類のタイプがあります。
1つの電極から出力される電子【+(プラス)、-(マイナス)】の違いによって分けられます。

AC方式タイプ

こちらのタイプは一つの電極から
+(プラス)の電子とー(マイナス)の電子の両方
を出します。

DC方式タイプ

こちらのタイプは一つの電極に対し、電子も一つ(+かー)しか出力されませんので、
プラス用電極とマイナス用電極の1セットで使用されます。

メリット・デメリット

AC方式
電子が出力される電極に制限ができた(使用できなくなった、壊れた)としても
常にプラスとマイナスの両方の電子が出されるため、
電子が偏ることなく、効力を発揮しやすいです。

ⅮC方式
電子が出力される電極に制限ができた場合、
プラスかマイナスのどちらかの電子に偏って帯電してしまうため、
除電効果が得られなくなってしまいます。
また、2つの電極との帯電物の位置によっては、正しく除電されない場合があります。

無風型除電器製品紹介

AC方式の除電器を1台、DC方式の除電器を2台ご紹介致します。

エントリーA(DC方式)

特徴
正面に4つ、左右の側面に2つずつ
全部で6つの電極があるため、
正面ではその針から針までの高さを含めた範囲まで除電効果が得られ、
およそ180°の範囲を網羅できます。
計量で持ち運びにも便利で、比較的スタイリッシュなタイプです。

エントリーB(DC方式)

特徴
電源スイッチがないため、コンセントの抜き差しでの操作になります。
電極がむき出しになっているため、
使用時には感電しないように配慮する必要があると言えます。

エントリーC(AC方式)

特徴
あらかじめスタンドが付いており、
取り外しが可能なのでハンディー方式での使用も可能です。
電極の前には感電防止のカバーもついているため、
安全性も考慮されています。
ジーというわずかな作動音も発生します。

実際にこちらの3台を使用して
除電範囲や効果威力を検証したところ、
コストパフォーマンスや実用性等を含め総合的に評価すると
エントリーAの除電器に軍配が上がるかと言えます。
実証動画も作成しましたので、
もしご興味がある方はそちらもあわせて参考になさって下さい。

※弊社は除電器単体の販売はしておりません。
お問い合わせいただいても、販売できませんので、ご了承ください。
弊社装置に使用する目的にてご紹介しております。

以下、検証実験の動画です。

無風型除電器製品 比較検証実験動画

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