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1回15秒。流れの悪い粉末計量 190g±0.1g
流動性の悪い粉末の計量テストを行いました。
供給機は、超高精度粉末自動計量機「ゼロバランサーY管型供給機」を使用。
1台の供給機で大供給と微量供給を使い分けるので、設定通りの正確な計量と、
短時間計量を可能にします。
Y管型供給機は、流れの良い粉末が得意です。
流れの悪い粉末は、Y管の中で詰まってしまいます。
今回は流れの悪い粉末のテストですが、
粉末の量や計量精度を考えると、Y管型で計量するのが良いと考えました。
しかしこのままでは粉末がY管の中に詰まってしまい、
テストがスムーズにいきません。
そこで、Y管型を30度傾けた新たな供給機を使用しました。
Y管部分が排出口とストレートになり、粉末が詰まることがなくなります。
傾けてもその供給精度は変わることなく、超高精度粉末自動計量機のままです。
動画では、計量開始後180gまで大供給です。
少し見にくいですが、シュート部の粉末にも注目して下さい。
流れの悪い粉末ですが、詰まることなくY管内に流れて行きます。
30度傾いている効果が現れています。
供給機にはシャッターの開閉があるので、大供給・微量供給の切り替えが自動でできます。
また、この1台で大供給・少供給・微量供給など、その計量に合せてできるのもポイントです。
これにより、誤差を僅かに抑えた正確な計量ができるのです。
シャッターの開閉スピードや羽根の回転数等を変更することで
1回の計量時間の調整ができます。
今回は1回の計量時間が15秒ととても短時間。
でもこの調整ができるので、15秒という短時間計量も可能となります。
このようにゼロバランサーは短時間計量・高精度・様々な粉末に対応できる供給機です。