ご購入いただいた装置、その後不具合はありませんでしょうか?
調子が悪くなってからでは間に合いません。
交換備品の取り寄せに、1ヶ月かかってしまうこともあります。
作業現場では大変なことになってしまいます。
そうなる前に、2年に1度の定期点検をお勧めします。
計量・供給・焼成など、作業がストップしてからでは手遅れです。
装置が調子よく動いている時に、異常がないかどうか点検することが大切です。
弊社の点検項目一例です。(粉末供給機の場合)
・供給機の清掃
・外観検査( 部品の変形等の確認)
・天びん校正
・動作確認(モーター、動作、タッチパネル、制御盤)
・試運転
・清掃、片付け
大まかな項目を挙げました。
一つ一つの項目に関して、詳しく点検していきます。
試験運転では、安定した供給ができるか確認します。
供給速度、供給量などにズレがあった場合は微調整をし、お客様のご要望にお応えします。
定期点検の申し入れを頂いたお客様のお声です。
モーター音の確認や動作確認など、細かく見てもらえました。
ならし運転後の連続供給では、データを記録し、グラフ化にしてもらえました。
安定した供給であることがよく分かり、正常運転が今度もできるとのことで、
とても安心しました。
お話を聞くと、導入時の担当者が異動になってしまい、引き継ぎがうまくいっていなかったようです。
装置の使い方や、使用時の疑問点を改めて、レクチャーしました。
モーターが変な音がする、と点検の申し入れを頂いたお客様。
ロータリーキルン(回転式焼成炉)の車輪が擦れて異音が発生していました。
本来は丸みのある部品。その一部が削れて、平になっていました。
内部を見てみないと分からないことです。
大事に至る前に車輪を交換することができました。
タッチパネルが壊れてから点検の申し入れを頂いたお客様もみえます。
幸い、代替え機があったので計量作業に支障は出ませんでした。
タッチパネルやモーターの故障は、修理に出さないといけません。
もし、代替え機がなかった場合、代替え機の取り寄せにも時間がかかってしまいます。
修理に時間もかかります。
※10年近く前の装置であり、タッチパネルメーカーも該当型式の生産中止をし、修理対応のみとなっていました。
故障には色々な原因があります。
早期発見をすれば、大事に至りません。
計量・供給作業がストップしてしまっては大変です。
そうならないためにも、
2年に1度、定期点検されることをおすすめします。
費用:1日10万円+交通費 (技術者派遣)
修理が必要な場合は、別途修理費