振動フィーダー5g計量
振動フィーダによる計量テストです。
振動フィーダーの計量方法と特長を色々な角度から見て、
分かりやすく解説できたらなと思います。
振動フィーダーは、振動によって粉末などを供給します。
斜め方向に振動を与えて粉末などを移動させる横搬送です。
振幅の強弱をうまく調整し、計量値に合わせる供給方法です。
振幅が強い(振幅数が多い)と供給量は多くなり、逆に弱い(少ない)と
供給量は少なくなります。
なので、計量開始時は振幅を強め供給を速くし、供給量を多くします。
でもそのままの速度で行っては計量値を飛び越えてしまいます・・・。
残念ながら計量はNG・・・。
そこで、計量値に近づくころ、振幅を弱め供給を遅くし、供給量を減らします。
さらに、インチングによる微調整も行います。
インチングとは、振動のON/OFを繰り返し行うことです。
この微調整で、計量値に合わせることができるのです。
振幅力の関係により、振動機部分をあまり大きくは出来ません。。
でも、増設ホッパーをつけることで、投入量を多くすることができます。
振動による供給なので、高度な計量精度はあまり求められないですが、
シンプルな構造、搬送目的にも良いし、粉体を全量排出することも可能です。
動画は速度調整を手動で行ってますが、
実機は自動です!予め決められた振幅数で自動調整します!
まずは5g計量全体の様子。
振幅の強弱による供給速度と供給量の違い。
ノズル中心のアングルで撮影しました!インチングの微調整も分かります。
ホッパー内の様子。
供給されていることがよく分かります。
ホッパー内の残量にも注目です!