湿粉の微量計量のテストを行いました。
20mg~1000mgまでの様々な量を
一律±5mgの精度で計量しました。
湿粉の特徴としては、
何よりももたついていることです。
振動フィーダーで試しても、動くことすらせずに供給ができない。
サークルフィーダーで試しても、寄せてくるが、精度が出ない。
無理な粉圧がかかり、粉の水分が絞られてしまう。
コイルフィーダーで試しても、コイル径が大きければ供給できるが、精度が出ない。
コイル径が小さければ、供給すらできない。
もたつく粉というのは、難しい分類に入ります。
そこで、お客様がたどり着いたのが、弊社のゼロバランサーということでした。
実際にテストを開始し、標準のセッティングでは供給できませんでしたが、
湿粉用に変更したところ、すんなりと供給できるようになりました。
計量精度も±5mgを満たし、計量時間も5~10秒と短時間に収まりました。
お客様は、計量どころか供給できることにまず驚いていらっしゃいました。
そして、精度の良さと時間の短さを知り、笑っていらっしゃいました。
こういった笑顔はうれしいですね。
テストは有償となっていますが、ご相談であれば、
無償で行っております。
供給できない粉体にお困りでしたら、
ぜひご相談ください。