計量だけではなく、供給目的でもゼロバランサーは対応できます。
一定量を安定した状態で、供給することができるのです。
今回展示した供給機は、粉末を安定的に供給できるゼロバランサーに、振動フィーダーを合わせました。
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「ゼロバランサー+振動フィーダー」
なぜ振動フィーダーを合わせたのか?
供給機から連続的に安定した粉末が排出されるのは、供給機の真下です。
真下で供給しても構わなければ、振動機はいりません。そのまま連続供給できます。
しかし供給機の真下ではなく、横にずらした位置で供給したい場合、粉末の搬送が必要になります。
今回はそんな場面を想定して、振動フィーダーを合わせました。
注目する点は、搬送できることです。
ゼロバランサーと振動フィーダー(Vトラフ)
微量の粉末を安定的に、連続供給しながら横に搬送することができるようになります。
連続供給した粉末を、他の場所で使いたいと言うお客様の声より組み合わせた供給機です。
搬送先で粉末が供給されるので、混合機などへの投入や、粉末を対象物にまんべんなく散らすことができます。
ゼロバランサーと振動フィーダー(角トラフ)
今回の展示では、供給された粉末を横搬送するために振動フィーダーを合わせましたが、
搬送は振動フィーダーだけに限らず、吸引やエアー搬送などもあります。
連続供給された粉末を吸引し、エアーで撒き散らすことも可能。
これにより、離れた場所で作業ができます。
そして微小量の粉末をまんべんなく撒き散らすこともできます。
さらにもう一つ注目点があります。
天びんを使用した微小量の連続供給ができること。
天びん値を読み取ることができるので、供給量のデータが見られ、記録することが可能なのです。
例えば、1分間に1gにも満たない量の粉末を長時間連続的に供給する。
手作業であれば、とても困難なことです。
供給精度にばらつきが出てしまい、安定した供給ができないのではないでしょうか。
そのような微量供給は、天びん値を読み取りながら連続供給できたら安心できますよね。
供給精度が安定します。
今回の粉体工業展に展示した「ゼロバランサー+振動フィーダー」は、
天びん値を読み取れるように、天びんも組み合わせました。
これにより天びん値を読み取ることができます。
また、供給の記録もできるので、品質管理がしやすくなります。
天びんを使用しないで連続供給することももちろん可能です。
供給一つとっても色々なパターンがあると思います。
・微量で安定した連続供給をしたい
・供給量を把握したい
・連続供給しながらその粉末を次の作業・工程につなげたい
などなど。
ゼロバランサーはその他の装置と組み合わせることができます。
そして連続供給の色々なパターンに対応することができます。
弊社供給機の一例です。
供給機使用事例
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