粉末にプラズマ処理をすると、粉末の体質が改質され、親水性が増します。
セラミック粉に続き、カーボンの場合はどうなるでしょうか?
水に浮くカーボン。
水と混ざる気配がない粉末です。
この粉末に親水性はあるの?
水と混ざることは可能なのでしょうか?
親水性が増しました!
水に溶け込んでいく様子が分かります。
今回の検証では、プラズマ未処理・パターン1・パターン2という三段階に分けて親水性を比較しました。
未処理のカーボン。
水面上に浮いて落ちてきてもくれません。ダマになっていました。
溶け出すことはありませんでした。
プラズマ処理をしたパターン1のカーボン。
水面に落とした3秒後、水に溶け出し始めました。
未処理とは明らかに違いがあります。
溶け出し方は、煙が広がるような感じです。
水面に落ちた粉末の中心から、1つの筋になって
徐々に水面下に落ちて広がっていきます。
ではプラズマ処理をしたパターン2のカーボンはどうでしょう。
水面に落とした直後からすぐに溶け出し始めました。
未処理とはもちろん、パターン1との違いもみられます。
溶け出し方にも若干の違いがみられます。
水面上に広がった粉末全体から、筋のように溶け出し、煙のように
広がっていきます。
そして撹拌。
どのカーボンも水と混ざったかのように見えます。でも水面をい見てみると、
プラズマ未処理のものは水面上にカーボンが浮いています。
パターン1も若干浮いています。
パターン2の水面は、目立って浮いているカーボンはありませんでした。
今回のテストでの失敗・反省点。
プラズマ未処理のカーボンを、他のものよりも多くビーカーに入れてしまったため、
色がとても濃くなってしまいました。
水面上の浮き方の違いをはっきりと見比べるには、粉末を全て同量にしないといけません。
失敗もありましたが、この検証で明らかに分かったことがあります。
プラズマ処理をすると、カーボンも粉体の体質が変わり、親水性が増したことです。
粉末の表面の濡れ性が格段に上がりました。
水に溶けにくい粉末、一度プラズマ処理をしてみませんか?
日常生活においても、粉末が溶けにくくて面倒だなぁと思うことがあります。
ましてや仕事においてはなおさらだと思います。
お困りではないですか?
例えばコーヒーに砂糖を入れる時、同じ砂糖でもザラメやブロックの砂糖より、グラニュー糖のほうが溶けやすいですよね。
グラニュー糖はサラッと溶けて、短時間に甘めの美味しいコーヒーができ上がります。
ザラメやブロックの砂糖の場合、砂糖がなかなか溶けません。時間がかかります。
コーヒーに溶けやすい砂糖の方が、助かります。
仕事でも、粉末が溶けやすい方が、作業効率はUPすると思います。いくらか手間が省けると思うのです。
まずはテストでお気軽にお試し下さい。
弊社の堀式粉体濡れ評価法を用いれば、一般的なものより
時間もわずか、特別な装置も必要ありません。
手間も時間も取りません。
この手軽さ!プラズマ処理、その役立つ情報をが載っています。
Look! → プラズマ処理・堀式粉体濡れ評価法の簡単さがよく分かる!