今日は連続定量供給のテストのお話をします。
お客様から、
とにかく安定していて欲しい。
という言葉をいただきました。
これってどういうこと?
と思いましたか、10g±5%という提案をしました。
粒子径が同じでない・重量が同じでない粉なので、実は大変なんですが。。。
粉は、JIS試験用粉体の混合粉です。
天秤からのフィードバックにより、
ロスインウェイト方式で制御する方式のものもありますが、
今回のものは機械性能のみです。
左・ロスインウウェイト方式 右・機械性能のみ
自分たちは、目標を決めて、その精度が±いくつというものを考えがちですが、
お客様は、そういう事はあまり意識しておらず、
どんな重量でもいいから、安定していて欲しい
という事が重要ということだと思います。
今回のものは、サービスホッパーが付いているので、長時間にわたりできます。
重量は、1台で、 0.1g/min から 30g/min まで幅広く対応するので、
お客様が好きな重量を選び、安定して供給されていくと言うのを想像します。
いろんな試験の為にいろんな重量を選択すると思います。
粉が、安定して供給されるという安心を届けたいと思います。
10g/min±5%のグラフです。
0.5g/min±10%のグラフです。
無事に、うまくいってよかったです。