このページはこちらに移行しました。
少し変わった粉末の供給テストです。
しっとり・ねっとりとした粘土状で、さらに繊維が多く含まれている粉末です。
実際に、どんな粉末なのでしょうか?
供給できるのでしょうか?
安息角が高い粉末であっても、粉末の流れ(流動性)はあります。
しかし、今回のテスト粉末は、粉末の流れ(流動性)はほとんどありません。
では、供給スタートです!
供給機は、ミリフィーダー(コイルフィーダー)を使用し、供給テストを行いました。
供給はできませんでした。
今回の粉末は、粉末という感じではなく、粘土状のかたまりと言う感じでした。
また、繊維が多く含まれています。
そのため、粘土状の粉末と繊維が絡み合って、しっかり結びついている状態でした。
土壁のような状態です。
粉末に流れがないため、常に上から押し込まないと供給機に入っていきません。
また、供給機に付着してしまい、搬送されず、供給口までなかなかたどり着きません。
そして、繊維がコイルに絡んでしまい、供給も困難です。
供給できたとしても、大きな塊で落ちてしまいます。
今回の粉末は、供給自体が困難でありました。
毎分8.3g(8.3g/m)の供給は、できませんでした。
繊維を含んだ粘土状の粉末では、ミリフィーダーの力は発揮できませんでした。
だからといって、ミリフィーダーが粉末供給できないというわけではありません。
では、ミリフィーダーで供給できる粉末は何?
粉末の流れ(流動性)がある粉末であれば、供給ができます。
今回使用したような、粘土状のような粉末性状でなければできます。
砂場の砂のようなサラサラした粉末から、小麦粉のように湿気を含みやすい粉末まで、大丈夫です。
サラサラの粉末と、湿気を含みやすい粉末。この2つの粉末の供給を、一度見てみませんか?
粉末の流れ(流動性)が良い粉末(遅い速度)
ちなみに、速い速度の供給はこちら。供給がきれいです。
→ 粉末の流れ(流動性)が良い粉末(速い速度)
また、搬送目的でも使用できる供給機なので、トラフの長さをかえることもできます。
供給テスト動画です。もしかしたら、お客様と同じような粉末のテスト動画かもしれません。
動画で確認!ミリフィーダー 5rpm・50rpm・100rpm 供給テスト
コイルの回転数によって、供給量も変化。どれだけ変化があるのでしょうか?
ミリフィーダー 回転数4パターンの比較動画
ご要望に応じ、供給量、速さ、搬送距離などを変更することができます。
ミリフィーダーで微小量の供給ができるの?
安定した供給がしたい!
掃除が楽だ良いのだけど・・・
操作方法が簡単なのか見てみたい!
見れます!もう少し詳しくミリフィーダーをお見せします。
疑問や悩み解決のきっかけが、きっと載っています。
解説します!ミリフィーダーの特長