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Vトラフを使用した、ゼロバランサーと振動フィーダー粉末供給テスト
現在作製している供給機で、新たなテストをしました。
粉末の供給量が調整可能で、供給した粉末を横搬送していく供給機。
今までのテストでは角トラフを使用していました。
一定量の安定した供給は出来ます。横搬送も出来ています。
ただ、ホッパーからトラフへ粉末が落ちる時に、粉末が付着することがあります。
前回のテスト
https://alpha-kabu.com/bg/z-bf-test/794/
今までのテストでは振幅力と周波数の違いで、その付着はある程度防ぐことができました。
しかし完全になくすことはできていません。
粉末が搬送される際に、どうしても塊が発生してしまいます。
そこで、今度はトラフの形を変えてテストしてみることにしました。
角トラフ→Vトラフ への変更です。
Vトラフでは、粉末が一箇所に集中し搬送されます。
粉末が一箇所に集中してしまうと、そのままトラフに付着してしまうように思われがちですが、
粉末を分散しながらトラフに落とすことで、その問題を回避することができました。
砂時計の砂がこぼれ落ちるような状態で塊がなく、粉末は一定量で搬送されます。
安定した供給ができました。
粉末の塊がなく、搬送されているのが分かります。
角トラフでも粉末を一定の量で搬送し、安定した供給ができますが、
多少塊が発生してしまいます。
- 幅広く供給したい場合は、角トラフを使用し、
- 一点で安定した供給をしたい場合は、Vトラフを使用するとよさそうです。