供給機に関する質問です。
Q 供給機を選ぶポイントはありますか?
A 供給機を選ぶポイントは、計量重量と精度、貯槽量がポイントとなります。
計量重量によって、ホッパーの大きさが決まります。
計量精度によって、対応出来る供給機が決まります。
Q 種類があるようですが、どう違うのでしょうか?
A ゼロバランサーは、優先される機能によってホッパーの形状を使い分けます。
基本構造の粉を供給する仕組みは同じです。
ZIシリーズ(ゼロバランサーI管型)は、少量多品種用に開発された供給機です。
1つの供給機を専用の容器として使用できるように、モーターが脱着式になっています。
供給機を入れ替えるだけで、簡単に配合計量、品種変えが行えるようになっています。
ZYシリーズ(ゼロバランサーY管型)は、ホッパ内残量の低減を目指して開発された供給機です。
粉溜まりを限りなく少なくし、残量を減らすことで、余分目に粉を用意する必要がありません。
調合した粉を、すぐに小分けしたいというご要望、また、余分目に調合をしたくないというご要望にむけて
開発されました。
デメリットとしては、小麦粉より流動性の悪い粉にたいしては、供給できない可能性があります。
ZSシリーズ(ゼロバランサー底面型)は、超高精度の計量向けの供給機です。
±0.5mgの精度の計量も可能です。デメリットとして、残量が残ります。
ZOシリーズ(ゼロバランサー上面開口型)は、継ぎ足し計量用の供給機です。
供給機の上面を開口することで、継ぎ足し投入をしやすくしています。
半日、1日スパンで供給機を洗浄する必要な場合、供給機を大きくしてしまうと、洗浄手間が増えてしまうため、
片手で持つことができる最大の大きさで製作しています。
片手で扱えるため、洗浄もしやすく、品種変えが簡単に行えます。
Q 外部から残量確認できるよう、ホッパーを硝子または透明容器での製作
は可能ですか?
A 標準機はPOM:ジュラコン(白)という樹脂を使用しています。
AR:アクリル(透明)・PC:ポリカーボネート(透明)の材料に変更することも可能です。
※オプションになりますので、別途材質変更費用が発生します。
Q モーターの種類は何ですか?
A オリエンタルモーター社製のステッピングモーターを使用しております。供給機により、モーターの大きさは
変わります。
2相・5相ステッピングモーターユニット DC電源入力CVKシリーズです。
Q どのような供給停止方法がありますか?
A 供給停止はモーターの回転停止のみです。粉体のブリッジ性を利用して停止させます。
シャッター付の機種では、計量完了後に自動でシャッターを閉めることもできます。
流れやすい粉末の粉落ち防止に有効です。
Q 供給停止位置は何ポイントかありますか?
ステッピングモーターで停止位置のコントロールは可能ですか?
A 特に停止ポイント等はありません。シャッターは、移動時等に粉が落ちないようにするために使用します。
標準機では、ステッピングモーターの停止位置コントロールはありません。
Q アルファフィーダーと振動フィーダーの組み合わせは可能ですか?
A 可能です。ただし、振動フィーダーで搬送できる粉末に限ります。
流れにくい粉末は、振動フィーダーでは搬送できません。※テスト機は保有していません。
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計量-供給機について
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