流動性の悪い粉の計量を自動化
概要
導入企業
業種:鉄鋼製造会社
部門:製造
製品
製品名:ミリフィーダー計量仕様 4L
型式:MF4L
導入の背景
お客様の状況
複数種の粉末の計量作業があるが、そのうち計量精度を必要としないものがある。
精度を必要としない粉末は流れにくく、固まりやすいので振動フィーダー、スクリューフィーダーを使用してみたがうまくいかない。
この粉末に最適な装置を導入して、計量作業の省力化と、作業者を選ばない簡単操作で負担を少なくすることを考えている。
ご要望
- 投入口が大きいホッパー(粉末貯槽箇所)を使用すること
- 粉に力をかけにくい供給方法にすること
- 清掃性の良い供給機にすること
- 複数台装置を並列設置したいが、メンテナンスを考慮して、同じ機構の装置にすること
- 粉の品種を変更しても簡単な変更や設定で使える装置であること
- 誰でも使えるように簡単な操作方法にすること
導入の経緯
アルファからの提案
- アルファ製品ミリフィーダーの導入
- 容量が4Lと大量であっても、ホッパーの投入口を大きく設計する
アルファを選んだ理由
今回該当する粉の計量に最適だったのがミリフィーダーだったため。
導入経路
代理店
導入までの過程
- 展示会にご来場
- ご来社によるデモの実施
- ご訪問によるお打ち合わせ
- 検証テスト
- ご訪問によるお打ち合わせ
- ご発注
- 製作
- 納品
装置仕様
供給機:ミリフィーダー 4L
架台:高さ調節機能付き架台
天びん:A&D社製
制御盤:CP40-鉄盤仕様
概算費用:200万円
装置写真
ホッパー内①
ホッパー内②
導入後の改善状況
- 外注していた作業費の削減(コスト削減)
- 取り扱い粉末の多種化に対応
→品質向上に貢献 - 必要な分を必要な時に製造可能になり、ストック保持・管理が不要に
→管理コストの削減 - 粉の計量作業の省人化
(1名で実施可能に) - 人件費の削減
(人件費1名あたり 30万/月×1直×1名12ヶ月=360万 のみの負担になった) - 多様な配合比の変更に対応
→自社で必要な分を必要な時に製造可能に