計量を自動化しても、粉を使い切りたい
導入企業
・業種:ベアリング製造企業
・部門:生産
製品
・製品名:ゼロバランンサーY管型15S仕様
・型式:ZY15S
導入の背景
お客様の状況
粉を混合した後、小分けし、プレスをする作業をしている。
小分け作業を自動化したいと思っている。
混合する粉末量に余分がないので、装置に投入した粉末はできる限り使い切りたい。(供給機に粉が残ってほしくない)
例えば、1gに小分けをしたものを10個作りたい場合には、11g程度の粉末しか混合に使用しない。
社内保有設備で最適な装置を探したが、残量が残らない供給機(振動フィーダー)では希望の精度が出ず、
計量精度がでる供給機(スクリューフィーダー)は残量が残ってしまうなどの問題があった。
そこで詳しい商社を頼った。
用途
・高精度計量
・供給内の粉末残量少ない供給機
・洗浄性・分解性の高い供給機
ご要望
・小分け作業の自動化
・希望の計量精度が出せること
・計量後、ホッパー内(粉末貯槽箇所)の残量を少なくすること
・洗浄性・分解性を良くすること
導入の経緯
提案
アルファからの提案
・ゼロバランサーの導入
・Y管型の使用
選定理由
・計量精度が出ることは前提ですが、供給機内に粉が残ってしまっては導入できませんでした。
・そこを解決していたので良かったです。
導入経路
商社経由
導入までの過程
- 商社様より電話でのお問い合わせ
- ご来社によるお打ち合わせ
- ご来社によるデモの実施
- ご訪問による最終仕様のお打ち合わせ
- ご発注
- 製造
- 納品
仕様
・供給機:ゼロバランサーY管型15Sタイプ
・架台:手動パンタ架台
・天びん:A&D社製 1mg目量
・制御盤:CP20
・概算納期:2.5か月
導入後の改善状況
・生産性の向上
・計量→型入れ→プレスという作業工程が短縮化
→計量中と型入れ作業が同時実施可能に
→作業者の気持ちに余裕ができる