流動性の悪い粉の計量の自動化
概要
製品
型式:MZ10L・MZ4L・MF4L
製品名:ミリゼロ10L・ミリゼロ4L・ミリフィーダー4L
導入の背景
樹脂材料を使用して部品を作る工程があり、従来は外注に計量を外部委託していました。
生産も上がって来ており増産をしようとしていましたが、同時に多品種化という問題も発生してしまいました。
まとまった単位でないと発注できない為、委託コストとともに在庫管理をしないといけませんでした。
そこで粉の計量作業を自社で行おうとしました。
しかし、使用する粉のうち1種類がどこのメーカーに相談しても計量ができずに、展示会で良い機械がないか探すことにしました。
用途
計量作業の省力化
計量粉種:数種類
計量精度向上
誰でも使える簡単操作
ご要望
メンテナンスを考慮して、すべての粉を同じ機構で行いたい。
計量精度をきちんとだしたい。
粉の品種が変わっても簡単な変更で対応できるようにしてほしい。
誰でも使えるように簡単な操作方法にしてほしい。
導入の経緯
提案
計量が難しい粉はミリゼロを、簡単な粉にはミリフィーダーの導入
ミリゼロとミリフィーダーは同じ部品(モーター等)なのでメンテナンス部品も1種で済む。
操作用タッチパネルを設け、計量値の変更や、アラーム等の表示ができるようにする。
選定理由
使用する粉すべてを計量できたところでした。
今後、どの様な粉に変更になるか未知数の中で粉の対応範囲が広いというのは良かったです。
導入経路
代理店
導入経緯
展示会
ご来社デモ
ご訪問お打ち合わせ
検証テスト
ご訪問お打ち合わせ
ご発注
製作
納品
仕様
供給機:ミリゼロ10L・ミリゼロ4L・ミリフィーダー4L
架台:作業台
天びん:A&D社製0.1g目量
制御盤:CP60-S
オプション
ホッパー容器がさまざまだったので、新規で4Lタイプを製作しました。
作業者が操作しやすいように作業用タッチパネルをつけました。
容器が変わってもいいように供給機の高さ調整ができるようにしました。
写真
4号機