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ゼロバランサー底面型650cc-嵩上げホッパー6L-中間ホッパー付

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ゼロバランサー底面型650cc-嵩上げホッパー6L-中間ホッパー付

装置概要

この計量装置は、
1000g(1kg)を超える量の計量
+数グラムの上限精度で行います。

一度に6Lの容量までの粉末を貯蔵し、
容器の入れ替えと操作ボタン一つで
連続して計量できます。

中間ホッパーから供給機内へは自動的に粉末は補充されます。

装置全体像

装置の特長

大容量ホッパー

計量に使用する粉末の貯蔵をする容器(ホッパー)の容量は6Lです。

大きいながらも
作業者一人で苦労することなく
粉末の投入ができる大きさ・高さの
ホッパーを使用しています。

接粉部オール樹脂

粉末が接触する全ての部分を樹脂で製作しています。

金属部品を使用しないことにより、
計量作業による細かい金属片の混入などの問題
を回避します。

 

簡単NG復帰

重量オーバーによる計量結果不合格となった場合でも
すぐに再計量が開始可能です。

表示された実重量を見て
おおよその粉末の超過量を取り除き、
再度計量ボタンを押すだけです。

容器の入れ替えや、
計量に失敗した粉末を全て取り除き、
一からの計量のやり直しの手間がありません。

【重量オーバー時のタッチパネル画面】

見やすい天びん表示器

天びん表示器を供給機の高さに設置することで
数値が読み取りやすい設計になっています。

通常、足元の大型天びん付近に設置される
天びん表示器の設置場所にも
作業者への配慮が施されています。

 

装置構成

計量装置上部から順に
●ガス抜きフィルター
●ホッパー
●投入管
●供給機(種類:ゼロバランサー底面型)
●天びん表示器
●天びん
の6つの単位で構成されています。
※制御盤も別途あります。

特長的な構成部の役割と機能

ガス抜きフィルター

粉末投入口の真横に、空気の通り穴があります。
その穴に取り付けられている布製のフィルターが「ガス抜きフィルター」です。
下部は穴に固定され、上部は支柱につるされて固定されています。

粉末をホッパーへ投入する際に発生する粉塵を抑える役割をします。
粉末の種類によっては、粉末に動きを与えると発塵します(粉が大きく舞い上がります)。
この計量装置では、投入する粉末の量が多いため多量の発塵対策として「ガス抜きフィルター」を設置しています。

投入管(クリア仕様)

ホッパーと供給機の間をつなぐ部品が投入管です。
投入管は透明で、粉末が供給機内へ入っていく様子が目でよく確認できるようになっています。

ホッパーから供給機へ直接粉末を流すと、粉末の性質によっては供給機内に均等に粉末が行き渡らない場合があります。供給機内において粉末が堆積している部分と、粉末量が非常に少ない部分ができることになります。そういった状態では計量時間や計量結果に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

この投入管は供給機内の粉末の散らばり方を均一に保つ役割をします。

設置された状態

供給機(ゼロバランサー底面型)

流動性の良し悪しに関わらず、幅広い種類の粉末の計量が可能な供給機のタイプです。

供給機に付属しているモーターは着脱式で、分解洗浄も可能です。
使用する粉末を変えるごとに洗浄した後の組立も容易な構造になっています。

対応する粉末の種類が多いにも関わらず、高精度で正確な計量が連続して行える優れた供給機です。

今回のような計量設定値が1kgを超えるような大容量の計量であることにも関係なく、計量合格上限値の+数グラムという細かい精度を出すことが可能なのもゼロバランサーの実力です。

【ゼロバランサー底面型ラインナップ】
貯蓄粉末容量ごとに3種類あります。

本装置が解決する
お客様の懸念事項と対策

扱う粉末量が非常に多い

計量重量が多ければ、計量前後における作業者の粉末準備作業負担も大きくなります。
計量開始前の準備段階では、ホッパーへ粉末を投入する作業があります。
計量完了後には重たい粉末の入った容器を回収し、次の容器を設置する作業があります。

作業負担を軽減するために作業者の人数を増やすことも対策の一つですが、本装置はできるだけ作業者一人で作業がこなせるような設計にしました。

【設計による対策】
作業者一人でも粉末が投入できるホッパー容量とその高さを考慮しました。

計量装置に使用される素材が心配

通常使用される計量装置の素材は耐久性などを考慮して、ステンレスなどの金属製が主流です。
しかし、作業場所の環境や作業内容によって金属使用不可の場合もあります。

本装置は計量条件で金属使用不可に対応できるように製作しました。

【使用する素材による対策】
粉が触れる部分(接粉部)を全て樹脂で製作しました。

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