自動風防開閉機能の概要
アルファの各種計量装置には、自動で動かすことのできる風防をつけることができます。
風防は主に、計量作業の妨げとなる風の影響を防ぐことや、作業者の安全確保(粉塵による人体への有害な影響を防ぐ)を目的として付けられます。
通常、計量するための空容器を設置する際や、計量が完了した充填容器を取り出す際に、風防を開け(上げ)たり、閉め(下げ)たりします。
これらの動作を自動で行うのが、自動風防開閉機能(オプション機能の1つ)です。
本機能では、必要なタイミングで風防が自動で昇降することで、風防を取り付けた状態と取り外した状態とを切り替えます。
稼働の様子
自動風防開閉機能~正常動作~
こちらの動画では『自動風防開閉機能』を紹介しています。
従来の機能では手動で開始ボタンを押す必要がありましたが、この機能を付けることにより自動化が可能です。 計量開始を自動で検知し最適なタイミングで風防を開閉します。
自動風防開閉機能~緊急停止~
こちらの動画では『自動容器感知・自動風防機能』の『緊急停止』の様子を紹介してます。
自動風防機能は計量開始を検知すると自動で風防を開閉しますが、風防が閉まる際に指を挟んだ場合、装置が感知し、アラームを鳴らして緊急停止します。
緊急停止後は解除を行わない限り計量動作に移行せず、作業者の安全と計量の正確さを守ります。
特長
計量開始を自動で検知し、最適なタイミングで風防を開閉します。
これにより、手動操作が不要となり、作業効率が向上します。
空気の流れや振動など、外部環境の影響を受けずに正確な計量を実現します。
これにより、計量ミスを減らし、品質の安定化に繋がります。
風防を自動で開閉することで、計量時に発生する粉塵の飛散を効果的に防ぎます。
作業者の健康を守り、より快適で安全な作業環境を提供します。
風防が閉まる際に指を挟むなど、危険な状況を検知すると、アラームを鳴らして緊急停止します。
この緊急停止機能により、作業中の安全確保と正確な計量を両立します。
安全性を最優先に考えた設計で、ユーザーに安心して装置をご利用いただけます。
導入効果
風防が自動で開閉することで、空気の流れや振動など、外部環境の影響を受けずに正確な計量を行うことができます。
粉体飛散による計量への影響も防ぎ、安定した計量結果を得られます。
風防が自動で開閉するので、作業者の手間が省け、人為的なミスを防ぎながら、作業の標準化を実現できます。
そのため、常に安定した品質の製品を提供することが可能になります。
計量開始前に自動で風防を閉めることで粉塵の飛散を効果的に防ぎ、作業環境を清潔に保つことで、作業者の健康被害を抑制します。
緊急停止機能など安全に配慮した設計で、安心して作業できます。
計量開始時と終了時に自動で開閉するため、作業者は風防を操作する必要がなく、スムーズな作業を実現します。
これにより、時間短縮だけでなく、作業者の負担軽減にも繋がり、より多くの計量作業を効率的に行うことができます。
手動開閉への切り替えもでき、作業内容や条件に応じて柔軟にご使用頂けます。
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