粉の性状（こなのせいじょう）
粉は主に以下のような観点で、その特性を判断することができます。
流れやすさ → 流動性 の大小
重さ → かさ比重 の大小
潰れやすさ → 圧縮性 の大小
固まりやすさ → 凝集性 の大小
粒の大きさ → 粒径 の大小
弊社では、主に流動性とかさ比重で粉を分類しています。
主に、安息角とかさ比重を測定することで、上記の特性判断項目の強弱を判断します。
詳細は無料粉体計測のページをご覧下さい。
粉の性状確認テストの様子
・粉の性状を調べます。
・凝集性・流動性・付着性・充填率を確認しています。
性状の分類
粉体は「安息角」と「かさ比重」で分類分けができます。
これらの分類ごとに性状の特徴が把握できます。
①石松子 0.5-30（流れ易い、軽い）
②アエロジル 0.5-45（ほどよく流れる、軽い）
③カーボン2 0.5-60（流れにくく、軽い）
④シリカ 1-30（流れやすく、重すぎず、軽すぎない）
⑤小麦粉 1-45（ほどよく流れる、重すぎず、軽すぎない）
⑥タンカル 1-60（流れにくく、重すぎず、軽すぎない）
⑦名称なし 2-30（流れやすく、重い）
⑧蛍光体 2-45（ほどよく流れる、重い）
⑨A 2-60（流れにくく、重い）
