粉体機器設計・製造・提案

天びんの使用条件

天びんの使用条件

どんなところで使えるの?

高精度天びんを正しくお使いいただくための、理想的な使用環境条件についてご案内します。

“使用環境”が大切

  • 天びんの精度は、設置場所の影響を大きく受けます。

  • 適切な環境での使用が再現性や信頼性の高い計量結果につながります。

  • 不適切な環境だと、不安定な値や大きな誤差の原因になります。

必須の使用環境条件

(1)水平で振動の少ない安定した台に設置
 →台の揺れや振動が計量値に直結するため。

アルファでは、防振対策として 天びんには防振ゲル、装置架台には防振ゴムを使用しています。

🔗振動対策参照

(2)温度変化の少ない部屋で使用
 →温度変化により、センサーやサンプルの膨張・収縮が起こる。

(3)風の影響を受けない場所で使用
 →エアコンや人の動き、窓の開閉などの気流でも値が変動。

風防を使う、窓・ドアの近くを避ける 等、対策をとりましょう。

(4)湿度は高すぎず・低すぎず(結露・静電気防止)
 →静電気による誤作動、結露による腐食防止。

静電気対策として、アルファでは除電器を使用します。

(5)直射日光を避ける
 →温度上昇・機器内部の影響防止。

(6)近くで強い磁場や電波が発生しないこと
 →電子天びんの誤動作防止。

ザルトリウス/メトラーの環境条件

⚠️こちらはあくまでも一例です。すべての機種に適応するわけではありません。

 

◆ザルトリウス(エントリス)

  単位
設置場所:屋内専用、最大海抜 m 3000
 動作時 +5~+40
 保管と運搬 ー10~+60
確実な計量データを取得できる温度
(製造業者のIDラベルに記載された情報を参照)
   
相対湿度*    
 最高気温31℃(結露なし) 15~80
 温度31℃~40℃で直線的に減少 >50
ヒーターや直射日光からの熱がない    
電磁場がない    
* EU要件に準拠した適合性評価済(検証済み)天びんには、法的規制が適用されます。    

◆ザルトリウス(キュービス)

  単位

設置場所

   
 標準的な試験検査室、IEC60259-1準拠の設置場所、最大海抜高度 m 3000
 屋内使用のみ    
温度    
 動作時 +5~+40
  適合性評価済み機器の動作時:機器のIDプレートに記載された情報を参照    
 保管時と運搬時 ー20~+60
相対湿度    
 温度31℃以下 80
 31℃で80%から40℃で50%まで直線的に低下    
ヒーターや直射日光からの熱がない    
開放された窓、エアコン、ドアなどからの空気の流れがない    
振動がない    
人の通行が多くない    
電磁場がない    
空気の乾燥がない    

◆メトラー

天びんは次の環境条件下で使用されるとき、限界値が適用されます。

  単位
平均海抜より高い場合(最大) 5000
周囲温度 +10~+30
最大温度変化 ℃/h 5
相対温度 30~70
結露がない場合
ウォーミングアップ時間
💡スタンバイモードで天びんにスイッチを入れた場合は直ちに使用可能。
(少なくとも)30
天びんに電源投入後

 

天びんは次の環境条件下で使用できます。ただし、天びんの計量性能は、限界値外になる場合があります。

  単位
周囲温度 +5~+40
相対温度

20~80
(31℃において)

40℃において50%まで直線的に減少、結露なきこと

 

天びんは次の環境条件下で梱包の切り離しおよび保管ができます。

  単位
周囲温度 ー25~+70
相対温度

10~90

結露がない場合

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