粉末の連続供給テストを行いました。
今回は1分間のサンプリングで50時間。3000分です。とても長いですね。
1分間に供給される粉末の量は15mgです。ごくごく微量です。
どれほどの微量供給なのか。
少し分かりやすくすると、約4秒で1mgの供給となります。
50時間連続供給、安定した供給ができるのでしょうか?
安定した供給が長時間できる性能と、15mgという微量を供給し続ける精度が
非常に求められるテストです。
どのような結果になったでしょうか?
50時間分のデータをグラフ化してみました。まずは1500分。(25時間)
750分過ぎたところでパルスが徐々に上がっています。
しかし、測定間重量(供給量)は一定です。
何が起こったのでしょうか?
これはホッパー内の粉末残量が少なくなったからです。
軽くなったので、回転数が早くなったのです。
でも供給量に影響はなく、安定しています。
そして、粉末を投入します。
粉末の量が一度に増えたため、パルスは一時低下・供給量は一時増えました。
粉末がホッパー内に満たされると、その後の供給量とパルスは、問題なく安定します。
25時間以降のグラフです。~3000分(~50時間)
ホッパーに粉末が投入された以降は、安定した供給が見られます。
パルスも供給量も安定した状態が続いています。
そして・・・
50時間(3000分)という長時間の連続供給は無事に終了。
安定した連続供給と、毎分15mgという供給精度を保つことができました。
その他長時間連続供給はこちら↓