ゼロバランサーY管型 2.0S
増設ホッパー2L ブリッジブレーカー付
多種多様な粉体、様々なシーンで粉末精密計量を完全自動化
粉末計量の様子
装置構成
- 供給機架台
- 供給機架台に供給機(ゼロバランサー)
を設置 - 供給機の下に天びんを設置
- 増設ホッパー架台
- ホッパー架台に増設ホッパーを設置
- タッチパネル
- 制御盤
特長と性能
高度な計量が可能
分散散布ができるため、高精度化を行うことができます。(特許取得済)
計量値に対する計量精度0.01%・最大精度±0.5mgも可能です。
分散散布が可能
供給は、粉体の特性であるブリッジ性を利用しています。
そのため、分散散布されます。
均一な供給から、うっすらと
目に見える程度の微少量の供給まで対応可能です。
様々な種類(特性)の粉末に対応可能
流れの良い粉から流れの悪い粉まで、供給機1台で取り扱うことができます。
1台で多種類の粉体計量が可能です。
流動性の悪い粉に強い
供給機を前に傾けることで、流動性の良い粉・悪い粉、どちらにも対応可能です。
流動性の悪い粉
ex) 安息角20°~50°まで
※安息角とは
増設ホッパーで粉末投入を容易化
容量2Lの増設ホッパーを設置。
形を横に広げることによって高さを抑えた、コンパクトなサイズです。
10g~100g程度の計量を想定しています。
ブリッジブレーカーで粉詰まりを解消
流れにくい粉末は、ホッパー内で詰まってしまう場合があります。
ブリッジブレーカーを取り付けることで詰まりの解消・供給の安定を図ることができます。
※流動性が良い粉末はブリッジブレーカー取付けの必要はありません。振動機で対応する場合もあります。
タッチパネルでの簡単操作
計量方法は、容器を置いてタッチパネルのスタートボタンを押すだけ。簡単操作です。
自動計量なので、難しい計量作業も、ボタン1つで誰にでも簡単にできます。
モーターをはじめ、供給機の各部品を工具レスで取り外せます。
洗浄も可能です。
1台の供給機で多種類の粉末計量をする場合にも、便利です。
操作方法と稼働の流れ
①粉体の投入
ホッパー蓋の投入口より、粉体を投入します。
②充填容器を天びん上に設置
天びんの上に受け容器を置きます。
③計量内容の設定
タッチパネルで必要項目を入力します。
入力後、スタートボタンを押せば自動供給計量が開始されます。
④稼働開始
ホッパー内の粉体がゼロバランサーを通って排出口より供給されます。
供給開始直後は大量に供給しますが、設定値に近づくと微小量供給になります。
⑤稼働終了
計量が完了すると、装置は自動で停止します。
計量完了後のタッチパネル画面例