ラットホール現象(ラットホールげんしょう)
ラットホール現象とは
流動性の悪い粉末の場合、シュートの内壁に粉末が付着してしまうことがあります。
また、粉末の圧力によって、シュートの内壁に粉末が押し付けられます。
これらにより、排出口の真上(シュートの真ん中)だけ粉末が排出され、
穴が開いてしまう現象が起こります。
これがラットホール現象です。
凝集性・付着性の強い粉末であると、シュート内壁に付着した粉末が崩れず、
粉末の排出が止まってしまうこともあります。
ラットホール現象 動画
- 流動性の悪い粉末の計量テストをしています。
- 計量開始後、シュート部に穴が開く様子が分かります。
ラットホール現象 動画 2
- 安定した供給 流れにくい粉末は、ホッパー内で 詰まってしまう場合があります。
- ブリッジブレーカーを取り付けることで 詰まりの解消・供給の安定を図ることができます。
- ※流動性が良い粉末はブリッジブレーカー 取付けの必要はありません。