バイヤル瓶への直接充填のテストをしています。
今は、薬包紙に手で計量をし、
薬包紙からバイヤル瓶へ移し変えているそうです。
100計量するのに3日かかるそうです。
粉を見たところ、いやらしい粉だったので、
手計量で時間がかかってしまうのはしょうがないと思いました。
今回の目標は、
計量重量10mgを精度±0.5mgではかる。
そして、口径4Φのバイヤル瓶直接充填する。
というものです。
いやらしい粉であっても、ゼロバランサーは粉体を選ばないので、
十分に精度を出すことができます。
だいたい10秒~30秒です。
問題は、バイヤル瓶への直接充填です。
6Φの口径への直接充填は実績があるので、
できることは確認済みだったのですが、
4Φとなると、口径が小さすぎて粉がブリッジし、
供給口の先で詰まってしまうという現象が起きやすくなります。
さらさらした粉であれば、問題ないのですが、
今回は、いやらしい粉。
例えると、空気をすこし含んだようなふわふわした粉です。
少し付着性もあります。
シュートの角度を調整し、
なんとか無事に直接充填できるようになりました。
これを導入することにより、
100計量が1日もしくは半日で終わるかもしれないそうです。