振動フィーダーについて
振動フィーダーは、一般的に計量するための装置として販売されています。
ある程度粒状になった物質を計量したり、供給したりすることができますが、
粒の細かい粉末や、計量精度の高い計量作業には適さないことがあります。
そのため、アルファでは粉末の計量用ではなく、粉末を搬送する搬送用装置として使用します。
計量・供給装置の一部として必要がある際に振動フィーダーを設置しますので、
振動フィーダー単品での販売はしておりません。
粉末の特性や計量条件によって、使用するのが最適な場合と、そうでない場合があります。
振動フィーダーはオプション部品の一つとしてご提供しております。
振動フィーダーの特徴
- 低価格
- シンプルな構造
- 全量排出可能
- 対象粉体が限られてしまう(流動性の良い粉・付着性の低い粉のみにしか使用できない)
- ペレットや造粒粉体など、粉が硬く、粒径が1mm以上な粉の使用時に限られてしまう
- 供給機が振動源となる
計量機・供給機として使用する場合は、
計量精度・供給精度の求められないおおまかな重量の量りどり作業に対応します。
精度出しが困難なため、アルファでは粉末の搬送を目的として使用します。
振動フィーダー稼働の様子
振動フィーダーによる粉末の搬送テストの様子です。
振幅:強
使用粉末:重曹
テスト項目:粉末の搬送速度
振幅が強い場合
振幅が弱い場合
振幅の強弱を比較した場合
振動フィーダーに篩(ふるい)を設置したときの様子
篩から排出される粉末量が変わってきます。
振幅が強いとき
振幅が弱いとき
篩から落とされる粉末量は多くなります。
篩から落とされる粉末量は少なくなります。