顆粒の高精度計量が可能となりました!
粒形を変えることなく、分級も起こらず、高精度計量ができます。しかもとてもコンパクト。
供給機のサイズは 高さ150mm(モーターより下)×横60mm(円の直径)の手のひらサイズ。(ただし投入シュート部を除く)
そして音も静か。
顆粒対応Y管型ゼロバランサー1.0Sです。(計量動画あります↓)
顆粒も粉末です。顆粒の高精度計量を行いたいお客様も多く見えます。
しかし・・・。
弊社の高精度粉末計量機「ゼロバランサー」は、今までは顆粒粉末の計量は苦手でした。
顆粒により計量機がトルク負けをしてしまったり、分級が起こってしまったりと・・・。
残念ながら、お客様のご要望に応えることはできませんでした。
これではいけない、何とかならないものかと考えました。
そこで。
ゼロバランサーの一部の部品を変更し、顆粒対応のY管型ゼロバランサー1.0Sを制作しました。
今回のテストで行った顆粒の直径は1mm程度です。
今までのゼロバランサーでは、精度は出るものの、ホッパー内で分級が起こってしまったり、
排出された粉末は、粒形がつぶれてしまったりと、顆粒の高精度計量が困難でした。
顆粒対応Y管型ゼロバランサーはどうでしょう。
顆粒0.9g±5mgの計量を行いました。
高精度計量がしっかりとできました!
ホッパー内での分級も見られません!
排出された顆粒粉末は・・・?
粒形の変化は見られませんでした!
粉末の投入を見てみると、粉面が下がるごとに少しずつ粉末が充填されていきます。
必要な分だけ充填される仕組みです。余分な粉末を極力投入させないようになっています。
これにより、分級を防ぎます。
ゼロバランサーの顆粒対応できる内部部品の制作・変更により、トルク負けを抑制することができました。
そして、顆粒の形状維持もできるようになりました。
もちろん、高精度計量はそのままです。
顆粒の計量と言うと、振動フィーダー、パーツフィーダーで行うことが多いです。
ただ振動フィーダーでは、繊細な計量ができません。
精度を出す微調整ができないからです。
振動音も大きいです。
今回開発した顆粒対応Y管型ゼロバランサーであれば、顆粒粉末の高精度計量ができます。
とてもコンパクト。
そして、音がとても静か。
顆粒粉末の計量をお考えの方におすすめです。
コンパクトサイズなので、清掃がスピーディー。多品種計量にも最適です。
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